従来品とu.flシリーズの違い

現在流通している製品は、開発当初から小型化、軽量化を求められています。いろいろな電子部品がそれに対応するように小型になっています。u.flシリーズも同様に従来品と比べて小型化されています。レセプタクルについては同社従来品と比べて18%も小さく、基板上の占有する面積は7.7平方ミリです。また同軸コネクタの中では世界軽量クラスに匹敵する軽さを実現しています。コネクタは、耐久性や接続の容易さを考えると頑丈にする必要があるため大きくて重くなる傾向があります。それが基板の形状や構造に大きく影響します。その部分を小さく軽量にできることで基板設計の自由度が高くなります。基板上の配置もいろいろと工夫することができるため他の電子部品との干渉を最小限に抑えることができます。

はめ合いの高さがケーブルの太さと同じ

製品全体の小型化を考えた時にコネクタの大きさはできるだけ小さいことが重要です。製品が小さいのにコネクタが大きく使いにくいと感じることもあります。ただし、ケーブルよりも小さくすることは不可能なのでコネクタの大きさの最小サイズは、接続するケーブルの太さになります。ケーブルの太さに近ければ近いほど理想的な小型化と言えます。u.flシリーズは、それをほぼ実現しています。はめ合いの高さが最大で2.0mmまたは2.5mmと世界最小レベルの低さになっています。コネクタ自体の小型化ではなく、はめ合い後の高さを低背化することで実用的な小型化を実現することができます。そのサイズにも関わらず、はめ合い時のロック感があるため、接続をしっかりと確認することができるため接触不良などの誤接続を防ぐことができます。

使いやすさや製造のしやすさにも配慮されている

u.flシリーズは、レセプタクルがエンボステーピングによる梱包で供給されるため、製造の自動実装を実現します。大量生産による低価格化を考えると実装の自動化は欠かせません。供給時の状態でそれが可能になっています。コネクタの抜去には専用の引き抜き治具が用意されていて、簡単に抜去することができます。コネクタは小型化することによって抜去が困難になることがありますが、そのような心配はありません。また、ケーブル自体も取り回しが容易で丈夫な極細フッ素系樹脂を採用しています。接続後もじゃまにならない細さでコネクタへの負担も小さくなります。フッ素系の樹脂を使うことで摩擦を低減し、耐久性も高めています。ケーブルの取り回しが困難になる状況で他への影響を最小限にしたケーブルです。